YouTubeに「架空請求業者に弁護士が電話してみた」という動画があったので、面白半分で見てみました。
昔は架空請求メールが私にも届いたことがありましたが、もし電話していたらこんなことになるのかと動画を見てわかりました。
架空請求業者に電話をしているのは、弁護士の久保田康介氏。
弁護士YouTuber久保田康介氏のチャンネル ⇒ kubota – YouTube
架空請求業者に電話するシリーズは何本もあって、どきどきしながらも面白いので立て続けに見てしまいました。
電話の後半で弁護士だと明かしたあとの架空請求業者の反応も面白い。
この記事では「架空請求業者に弁護士が電話する」動画を見て感じたことを書いています。
手紙やハガキ、メールの内容がおかしい
届いた手紙やハガキ、メールに「最終通告」とか一見物々しいタイトルで、内容もそれらしい法律用語が並んでたりするのですが、弁護士が読んだらおかしなことだらけで一発で架空請求とわかるそうです。
「有料登録の未納料金が発生している」とか「利用料金の支払いの確認が取れていない」とか。
すでに「裁判所に訴状の提出が行われ受理されている」とか。
料金を支払わないと、「法的手続きに移行する」とか「民事訴訟および刑事訴訟へ移行する」とか不安をあおってくる。
さらに、「連絡ない場合は財産差押え等の強制執行の法的手続きが取られる」と追い打ちをかける。
不安を煽ったうえで、手紙やメールに記載の電話番号に連絡するよう促してくるんですね。
法律の素人が読むと、それらしい用語がたくさん出てきて焦りそうですが、弁護士からすると書かれてる内容がめちゃくちゃとのことです。
要は「未納料金があるから支払え」、「支払わなければ法的措置を取る」、最後には「裁判所から財産差押えされるぞ」という内容。
しかし、架空請求の文面の特徴として、料金の請求をしてるんですが、何に対する料金か、どういったサービスの利用料金かの詳細な記載がないということ。
何かよくわからないものに「料金発生してるから金払え」と書いてる手紙やメールは詐欺、架空請求ということですね。
架空請求業者に電話したらこうなる
架空請求業者に電話したらどうなるか?
「未払い料金があるから払え」と。
払わなかったら、「裁判起こす」とか「すでに裁判になってる」とか「財産没収になる」とか畳みかけてくる。
こうなるに決まってるから、「最終通告」とかいうハガキやメールが届いても、記載されてる連絡先に電話をしないことですね。
何も利用してない料金を請求されるのですから。
電話をしてるのが弁護士だから、うまくやり取りしてますが、法律の素人だったらパニックになって金を支払ってしまうかもしれません。
なので、一切電話をしないことですね。
久保田弁護士は、銀行口座の情報や現金送付先の住所を聞き出して、警察へ情報提供して、ひとつでも多くの架空請求業者を減らして、一人でも多くの被害者をなくそうとする目的でしています。
動画では、最終的に弁護士だと明かして、最後は架空請求業者が逆ギレして電話を切るというパターンも。
怪しいメールや手紙は無視するのが一番
結局、怪しいメールや手紙は無視するのが一番。
文面を読んで、「あ、これは詐欺だな」と思ったら無視。
動画でもわかるように、電話したところで最終的に金払えという話になるだけです。
要は、振り込め詐欺と同じ。
なので、わざわざそんなところに自分から飛び込む必要はありません。
さいごに
架空請求業者に弁護士が電話するという動画を面白半分で見ましたが、もし、メールや手紙に書かれた電話番号に連絡すると、動画のような流れになるんだなとわかりました。
法律に詳しくて弁の立つ弁護士だから動画のようなやり取りができるのであって、法律に疎い素人はとても太刀打ちできたものじゃありませんね。
架空請求の手紙やメールは、内容がどれも似たり寄ったり。だいたいパターンが決まってます。
内容を見て「架空請求だな」と思ったメールや手紙には反応しないで無視するのが一番です。
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