佐々木蔵之介の実家は明治時代から続く京都の酒蔵。
実家が酒蔵だから「蔵之介」という芸名になったのでしょうか?
それはともかく、実家の酒蔵というのに興味を持ったので、ちょっと調べてみました。
3人兄弟の末っ子が家業を継いだ珍しいケース
佐々木蔵之介は男3人兄弟の次男。
ところが、家業の酒蔵を継いだのは、3人兄弟の末っ子の弟氏。
3人兄弟の末っ子が継いだ?
なかなか珍しいケースだなと思いました。
なぜ3人兄弟の末っ子が継いだのか?
なぜ、3人兄弟の末っ子が跡を継いだのか?
会社のHPを見ると、その答えが書いてありました。
上の兄は「飲んで無くなってしまうものを造るのはいやだ」と言って建築の道に進んでしまい、
二番目の兄が跡を継ぐべくして、大学の農学部に行ってバイオテクノロジーの研究や酒米の研究っていうテーマで卒論書いたりして、着々と酒造家の道を歩んでいたのですが、突然「俳優になる」と言って出ていってしまいました。
そんなことで、大学では中国文学科だった私が嫌々酒屋を継ぐことになったわけです。
なるほど、上2人が跡を継がなかったから、順番が回ってきたと。
嫌々家業を継いだが楽しくやっている!?
2人の兄が跡を継がなかったから、嫌々ながら末っ子が跡を継いだということですが、
初めは嫌々ながらのスタートでしたが今では応援してくださる方々のおかげもあり、楽しくやらせていただいております。
嫌々始めたのに楽しくやっているのもすごいなと思いました。
才能があるのでしょうか?
嫌々継いだのに20年以上続いている理由を考えてみた
現社長の弟氏は、サラリーマンを辞めて嫌々家業を継いだとのことですが、嫌々なのに、なぜ20年以上も続いているのでしょうか?
うちの蔵は創業120年程度ではありますが、せっかく代々続いてきた商売ですし、酒蔵というのはまず新しく始められる商売ではありませんので、なんとか残していきたい、せめて次の代までは残していきたいと思っています。
という思いと、先代社長の父親から「好きなことをしていいんやで」と言われ、自由にやらせてもらったからというのが大きいと思います。
【父の教え】佐々木酒造社長・佐々木晃さん「好きなことしていいんやで」/産経ニュース
幼少のころから身近な存在で、なじみがあって、酒蔵の仕事はこんなものだろうとだいたいわかっていたからかな?
と思いましたが、自由にやらせてもらえたから続いているんじゃないかと思います。