就職や転職に有利になるよう資格を取ろう!と考えたことはありませんか?
今すぐ、その考えはやめましょう。
資格を持っていても、就職や転職に有利になりません。
資格は武器にならないと身をもって痛感した私が、以下に、その理由を書きます。
資格は武器にならないと思ったのは、企業の面接を受けて不採用になったから
資格は武器にならないなと思ったのは、転職を考えていた某医療機器関連会社に不採用になったからです。
その会社が扱っている製品に興味を持ち、その会社に転職したいと思っていました。
ある日、顔見知りのその会社の社員と資格の話になりました。
すると、私が資格を持っているというので、社長が私に興味を持ったらしいのです。
私は、ME1種の資格を持っています。
ME1種というのは、第1種ME技術実力検定試験といって、医療機器に関する民間の資格です。
ME技術実力検定試験には1種と2種があり、ME1種の資格は、その会社が取得奨励しているME2種の上位資格です。
で、その会社の面接を受けることになりましたが、結果は不採用。
資格を持っていても、社長が興味を持ったとしても、まったく武器にならないなと思いました。
社長や社員と顔見知りになり会社とつながっても、採用につながらなかった
某医療機器関連会社の社員と顔見知りになり、学会でもちょくちょく顔を合わせるようになりました。
会うたびに何かしら話をし、また、社長も紹介してもらいました。
その会社に転職したい旨を話し、会社訪問もしました。
社長からは、気軽に会社に来て欲しいと言われました。
てっきり入社できるものと思っていましたが、面接を受けたら不採用になりました。
面接担当は面識のある技術部長でした。
面接して戦力にならないと判断されたのでしょう。
後日、不採用通知が届きました。
会社にコネを作っても採用されませんでした。
結局、難易度の高い資格を持っていても、中身が伴っていなければ、とくに転職の場合は、なんの武器にもならないんだなと痛感しました。
資格を持っていても、会社にコネを作っても、就職や転職に有利にならない
いくら資格を持っていても、会社にコネを作っても、社長に興味を持たれても、それだけでは、就職や転職に有利にならないとわかりました。
なので「資格は無敵」という考えはやめましょう。
資格を持っていたら、なんとかなるという考えはやめましょう。
なんともなりません。
しょせん、資格を取ったといっても、試験で合格する点数を取っただけですから。