外貨MMF(米ドル建て)を買いましたが、買ってから評価損益がほとんどマイナス。
毎月分配金が加算されているのにマイナス。
たまにプラスになっても一瞬だけ。
外貨MMFを持っていても、ほとんど増えないので解約することにしました。
分散投資と同じように、解約についても分散解約(解約日を分けて解約)することにしました。
ただ、解約日を分散するだけでなく、解約する時間も考えたほうがよいとわかりました。
外貨MMFは、月~金13:50までの注文が当日の約定
外貨MMF(米ドル建て・楽天証券の場合)については、平日(月~金)の13:50までの注文が当日の約定となります。
約定時間は14:00です。
14:20以降の注文は翌日の約定となります。(13:50~14:20は取引停止)
なので、当日分の注文締め切り時間の10~20分前の13:30頃に解約注文すればよいと思います。
締め切り時間ギリギリだと、ネットの接続等の影響で13:50を過ぎる恐れが考えられるからです。
ではなぜ、注文締め切り時間の10~20分前(13:30頃)に解約注文するのがよいのでしょうか?
以下、それについて考えてみます。
外貨MMFの評価額や評価損益は、1日に何度も変動する
外貨MMFの評価額や評価損益は、為替レートに合わせて1日の間に何度も変動します。
株価の変動に合わせて保有している株式の評価額や評価損益が変動するのと同じです。
ところが、投資信託の評価額と評価損益は1日1回しか変動しません。
外貨MMFの約定の時刻は14:00なので、14:20に解約注文すると、約定までに24時間ほどかかります。
24時間の間に評価損益が大きく変動する可能性があります。
これが外貨MMFと投資信託の異なる点です。
外貨MMFは、投資信託の一部ですが、評価額と評価損益の変動については株式投資に近いといえます。
評価損益のマイナスが大きくならないように
外貨MMF(米ドル建て・楽天証券)の場合、14:20に解約注文すると約定は翌日になります。
約定の時刻は14:00なので、14:20に解約注文すると、約定までに24時間ほどかかります。
となると、約定するまでに為替が大きく変動して、損益のマイナスが大きくなるかもしれません。
締め切り時間に近いほうが、約定までに評価損益の変動する時間が短いので、変動の幅も小さくなるはずです。
注文から約定までの時間が短いと評価損益の影響が少ないと考えられます。
20分くらいで評価額や評価損益が大きく変動することは考えにくいですし。
(もしかしたら、短時間に一気に上がったり下がったりするかもしれませんが。)
その日の評価損益の状況をみて解約するかしないか決めます。
評価損益がプラス、またはマイナスが小さければ解約する。
マイナスが大きければ解約しない、という具合に評価損益の状況を見て決めます。
外貨MMFも約定日前日の夜に解約注文していた
今まで、外貨MMFも他の投資信託と一緒に解約注文していました。
株式投信の基準価額反映は21:40頃(楽天証券の場合)なので、週1回、21:40以降に解約注文していました。
すると、約定までに15時間あります。
15時間もあると、その間に為替レートが大きく変動というか、急激に価格が下がることもあります。
コロナの影響か、珍しく米ドルが上がって、外貨MMFの評価損益もプラスになったので、解約注文したら、15時間の間に評価損益が、ガクッと下がり実損益がマイナスになったことがありました。
そうなるのを避けるために、13:30頃に解約注文することにしました。
(↓↓「元本割れなし」と書かれてますが、ほとんど元本割れでした…)
さいごに
外貨MMFを解約するのは、平日(月~金)の13:30頃がよいという話でした。
とはいうものの、まだ外貨MMFを13:30に解約したことがないので、効果の検証はこれからです。
しかし、約定日前日の夜に解約するよりも、約定日当日の13:30頃に解約したほうが、損益が大きくマイナスになることはないと思います。