ME1種試験の合格点(合格ライン)は60%と言われています。
こちら ↓ にも「60%を合格ラインの目安」と書かれています。
https://megijutu.jp/me25qa.pdf
しかし、私は55%で合格(科目合格)しました。
第9回ME1種試験は得点55%で科目合格
2003年の第9回ME1種試験を受験したら、科目合格(ME基礎論)でした。
科目合格したME基礎論の得点は、110/200点=55.0%。
60%に満たないのに合格でした。
不合格となったME機器論の得点は、161/300点=53.7%。
総合点は、271/500点=54.2%。
総合点は54.2%で60%未満なので不合格。
ME基礎論は55.0%で60%未満なのに合格。
55.0~59.9%はボーダーラインなのでしょうか?
ただ、得点が54%だったら不合格というのは間違いないと思われます。
第10回ME1種試験は得点60%で総合合格
2003年の第9回ME1種試験を受けたら、科目合格というなんとも中途半端な合格でしたので、翌2004年の第10回ME1種試験も受けました。
科目合格の場合、3年以内に不合格科目だけ合格すれば総合合格となります。
受験勉強も不合格科目だけでよく、受験料も安くなるので、負担が減ります。
なので、科目合格した翌年(2004年)の第10回ME1種試験も受けました。
受験は不合格科目だけでもよいし、全科目受験でもよい。
受験料は不合格科目のみ受験でも、全科目受験でも同じ割引された額だったので、全科目受験しました。
結果は、前年不合格だったME機器論の得点は、182/300点=60.7%。
60%を超えていたので合格でした。
第9回試験の科目合格(ME基礎論)と第10回試験のME機器論の合格で総合合格となりました。
ちなみに、別に受けなくてもよかったME基礎論の得点は、73/200点=36.5%でした。
40%にも届きませんでした。
総合点は255/500点=51.0%。
60%未満で、さらに55%未満なので、普通だったら不合格。
科目合格制度で、得点が60.7%だったME機器論の科目合格。
結局、私は科目合格制度があったからME1種試験に合格しました。
科目合格制度の恩恵を受けました。
第6回ME1種試験は得点45%で不合格
ME1種試験を最初に受けたのは、2000年の第6回試験でした。
このときの得点は、205/450点=45.6%。
60%どころか50%にも満たず、文句なしの不合格。
小論文の配点・得点の記載はありませんが、仮に小論文の配点を50点、得点を30点とすると、合計の得点は235/500点=47.0%。
いずれにせよ、60%に満たないので不合格です。
このときはまだ科目合格制度はありませんでした。
さいごに
ME1種試験の合格点(合格ライン)は60%とされていますが、55%で合格(科目合格)した話でした。
合格ライン60%は、あくまで目安であり、得点が60%に満たなくても合格する可能性はあるようです。
第25回より試験方式が変わり、科目合格制度は廃止されました。
小論文が廃止され、論述試験が導入されました。
試験方式は変わりましたが、合格ラインは60%と変わりません。
私の例もあり、得点が55%でも合格する可能性はあるかもしれません。