ある日突然、ノートパソコンが壊れました。
さらに、データのバックアップを取っていませんでした。
修理はできるのか? 新しいパソコンを買うしかないのか?
新しいパソコンを買ったとして、データはどうなるの? データはもう諦めるしかないのか?
と、いろんなことが頭の中を巡っていたとき、壊れたパソコンのデータを別のパソコンで取り出す方法を知りました。
その方法と、パソコンの症状によってはこの方法を使えないので、私のパソコンの症状についても紹介します。
壊れたパソコンのデータをHDD→USB変換アダプタを使ってデータを読み出せた
「HDD→USB変換アダプタ」というツールがあります。
これは、パソコンに搭載されているHDD(ハードディスク)を別のパソコンのUSBポートに接続するためツールです。
この変換アダプタを使用すると、パソコンに搭載されているHDDを外付けHDDのように使えます。
今回は、このHDD→USB変換アダプタを使いました。
壊れたパソコンからHDDを取り外し、変換アダプタを使って新しいパソコンにつなげたところ、無事にデータを取り出すことができました。
私の場合、HDD自体は無事でしたので、データを読み出せましたが、もし、HDDが壊れていた場合はデータを取り出せません。
私のパソコンと症状が同じですと、HDDは無事な可能性がありますので、参考のため、私のパソコンの症状を紹介します。
ノートパソコンが突然、起動しなくなった
私のノートパソコンの症状です。
ある日突然、ノートパソコンが起動しなくなりました。
電源を入れても画面は真っ暗のまま、画面にはカーソルすら表示されません。
しかし、電源のLEDは点灯していたので、電気は流れているはずです。
2~3日様子を見ましたが、やはり、電源を入れても画面は真っ暗。
ネットで調べた対処法(バッテリを外して放電)をやってみましたが、まったく改善しませんでしたので、修理に出すことにしました。
壊れたノートパソコンを修理に出した
壊れたノートパソコンをヨドバシカメラへ持って行きました。
「画面だけの故障なら、他のモニターにつなげばわかるので、一度、他のモニターにつないでみてはどうですか?」と言われました。
しかし、ヨドバシカメラにはモニターがないとのこと。
一応、家にはほかのモニターはありますが、持って帰るのは面倒です。
もし、画面の故障でなければ、もう一度持ち込むことになり、二度手間です。
結局、そのままヨドバシカメラに預けました。
そして、ヨドバシカメラからメーカー送りとなりました。
修理可能、しかし修理はキャンセルした
ヨドバシカメラへ持ち込んだ2日後、メーカーより連絡がありました。
- メイン基板とメモリ基板の故障のため交換必要、修理代65,000円。
- リカバリが必要なため、データが消える。
- データ復元を希望の場合、にさらに2万~4万円かかる。
- OSもWindows10からWindows8に戻る。
修理代金がデータ復元込みで約10万円。
データも完全には復元できないとのこと。ネットからダウンロードしたものとか。
OSも勝手にWindows10にバージョンアップされたとはいえ、10万円払ってWindows8に戻るのも、なんとももったいない。
結局、修理はキャンセルして、ノートパソコンを返却してもらいました。
新しいノートパソコンで壊れたパソコンのデータを取り出せた
修理に10万円かけるより、12万円で新しいノートパソコンを買った方が、よっぽどマシだと思い、新しいノートパソコンを買いました。
また、HDD→USB変換アダプタも購入しました。
もし、HDD自体が壊れていたらデータを取り出せませんが、アダプタを使って新しいノートパソコンに接続したら、無事にデータを取り出せました。
とくに必要なデータを、さっそく新しいノートパソコンにコピーし、さらにUSBメモリにバックアップしました。
もしものときのために、大事なデータはこまめにバックアップを取りましょう。
まとめ
ノートパソコンが壊れても、HDDが生きていたら別のパソコンでデータを取り出せることがわかりました。
ヨドバシカメラへパソコンを持ち込んだ一方で、データを消さずに修理できるショップをネットで探したりしました。
メーカーに送らずに、その場で修理してくれるショップがあったり、基板交換せずにチップ単位で交換してくれるショップもありました。
そんななか、ツイッターのフォロワーさんから「ハードディスクの中身は生きているかもしれませんよ」とのコメントをもらい、HDDが無事ならなんとかなるかもと思ってネットで調べたところ、HDD→USB変換アダプタの存在を知りました。
ちなみに私が購入したのは、こちらです。↓↓↓
様々なタイプがありますので、ご自分のHDDがどのタイプがあらかじめ確認しておくことをお勧めします。
もし、突然、パソコンが壊れた!となっても、データを読み出す方法があるという話でした。