ME2種試験(ME技術実力検定試験)で合格点を取るための勉強法についてです。
これは、過去問を中心に勉強するに尽きます。
過去問を勉強するのは、出題傾向や出題形式を知るため。
さらに、本番形式で過去問を何回も繰り返し解くことです。
ME1種・ME2種試験に合格した筆者が、以下に詳しく書いていきます。
過去問を中心に勉強する
ME2種試験で合格点を取るためには、なによりも過去問を中心に勉強することが大切です。
つまり試験に出るところに絞って勉強するということです。
過去問と解答は、ME技術教育委員会のホームページよりダウンロードできます。
また、過去5年分の過去問解説集が書籍として販売されています。
テキストとして「MEの基礎知識と安全管理」という本が販売されています。
過去問の問題をテキスト「MEの基礎知識と安全管理」で調べながら解答を導きだします。
テキストを調べても問題が解けなかったり、理解できないときは、他の参考書を利用するのもよいと思います。
過去問の各問題をテキストや参考書、解説集で勉強し知識をつけ、解けるようにします。
どうしても解けない、理解できない問題は、思い切って捨てることです。
問題によって、分野によって、相性の良い悪いはあると思いますから。
ME2種試験の合格ラインは6割なので、4割までは不正解でも合格できます。
過去問を勉強するときは、計算問題以外の暗記物の問題は正解以外の選択肢についても調べることです。
小論文については、過去に出たテーマについて自分なりの意見をまとめておけばよいでしょう。
小論文は字数を埋めておけば(400字以上600字以内)、落とされることはありません。
過去問解説については「クリニカルエンジニアリング」という臨床工学技士向け雑誌の1~4月号に連載されています。
本番形式で過去問を解く(模擬試験)
模擬試験としてダウンロードした過去問を利用します。
過去5年分の過去問を何回も繰り返し解いて点数を付けます。
過去10年分の過去問を解けば十分でしょう。
勉強を始める前に、手始めに1年分の過去問を解いてみるのもよいかもしれません。
現時点での実力(何点取れるか)を知るために。
手も足も出なければ、解説を読みながら、テキストで調べながら勉強する、知識を付ける。
模擬試験として過去問を解くときは本試験同様に制限時間を設けます。
本試験で時間が足りなくならないように。
そして、本試験より短い時間で解答できるようにします。
模擬試験として過去問を解くときは、少し考えてわからない問題はとばすこと。
わかる、できる、とっつきやすい問題から解いていきます(わからない、とっつきにくい問題はあとまわし)。
ただし、選択肢を絞れるときは絞れるところまで絞る(2~4つ)。
模擬試験として解くときは7~8割の正解を目標とします。
ME2種試験の合格ラインは6割なので、安全のために7~8割を目指します。
模擬試験として解いた後は、復習としてテキスト等と照らし合わせながら勉強し、知識を確実なものにしていきます。
まとめ
ME2種試験で合格点を取るための勉強法についてでした。
ひとことで言うと過去問をやる!に尽きます。
過去問を解いていると、よく出る問題、毎年のように出る問題、あまり出ない問題がわかってきます。
よく出る問題や毎年のように出る問題は絶対に落とさないようにする。
反対に、あまり出ない問題は深入りしない、どうしても理解できない問題は捨てるといったことも必要かと思います。
ME2種試験の合格ラインは6割なので、過去問の模擬試験でコンスタントに7~8割をキープできていれば、本試験で合格点を取ることができると思います。